1 趣 旨

 

 三陸沿岸地域は東日本大震災により多大な犠牲を払ったが、そこに住む私たちはそこに生きるものとしての人生を継続していかなくてはならない。しかしながら外部からの支援は画一的ではなく、また継続性が疑問視される中、当地域に住むものとしてその支援を自らが行う必要性が生じている。また同時に東日本大震災以前の様々な問題も顕著化しており、震災の前と後を明確に区別をつけての活動も必要となっている。

 そのために私たちは、地域に住むものとしてより心に寄り添う活動を通じ、情報の収集、集約、伝達を行い、情報の過疎化を防ぎ、情報をより広範囲に、かつ平等に発信することで地域の復興、発展に資する活動を行うこととした。その際に、社会的責任かつ安定したサービス提供を実現するために、団体を非営利活動法人することとした。

 

 

2 申請に至るまでの経過

 

 三陸宮古地域の情報を扱う情報誌を作成していく過程において、様々な問題に直面した。しかしながらその問題を広く地域の住民、そして外部の支援したい人たちに伝達する手段が少なく、またその情報は多岐にわたり、バラバラに行なっていく事による無駄も多くあることがわかった。そこで情報の発信を継続的に行い、無駄を防ぐための情報の集約化をすすめる必要を感じた。またその問題を解決する手段として、様々な活動を行う必要があった。その延長線上にある、文化、子育てに関してもまだまだ不十分な点が多く、その活動を行い、また支援する必要もあった。その一端を担い、集約し、発信していく仕組みをつくっていくために法人の設立を発起し、申請するに至った。